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研究員レポート

企業格付けの考え方~信用調査会社の企業格付比較~

社内格付けについて

信用調査会社の企業格付け方法は、社内格付けを設定する手順と類似するところがあるので、一般的な「社内格付け」の手順方法、留意点を見てみたいと思います。

取引先の評価としてまず行うのが貸借対照表、損益計算書等の財務諸表を基に分析する定量評価です。
分析指標としては売上高等の「規模分析」、流動性比率、自己資本比率などの「安全性分析」、売上高経常利益率、総資本利益率(ROE)等の「収益性分析」、それに売上債権回転期間等の「回転率分析」です。財務諸表が入手困難な非上場先等は簡便法でやらざるを得ません。次は数字では表しにくい定性評価で、これは主に人(社長、経営陣、親会社等)、物(取扱商品、業界特性等)、金(取引金融機関等)、その他(信用不安情報等)に基づきなされます。取分け親会社の支援状況は注視されます。定性分析は定量分析にも反映されます。また支払い能力に無関係なこと、例えば単に取引が長い等の理由は基本的に定性分析に反映されません。定性分析は恣意的に運用されやすいので、注意が必要です。

そして与信管理の強化を図れるのが外部の評価で信用調査会社の信用調査、格付けです。
取分け与信管理業務体制が整備されていない会社には有効な判断材料になります。以上の評価基準に取引シェア等の取引内容を加味し、最終的に社内格付けが決定されることになります。社内格付けは客観性を持ち、誰が見ても分かるもので、常にモニタリングを行う必要があります。特に大口の貸倒れ発生、手形割り止め情報、手形不渡り情報、担保権の新規設定、経営陣の大幅変更などの信用不安情報は格付けに大きな影響を与えますので、常に注視される要因です。

外部格付けについて

調査会社などは独自の手法で企業格付けを行っています。国内と海外企業の格付けを行っている信用調査会社等は世界統一の基準で企業格付けをもっているとところが多いようですが、国内企業調査会社と海外企業調査会が具体的に、どの様に格付けを行っているか、代表的な会社の格付けを見ていきたいと思います。

国内企業信用調査会社の格付け

  • 以下は国内企業調査信用調査会社の格付けです。
    東京商工リサーチ(TSR)
    帝国データバンク(TDB)
    リスクモンスター株式会社
    3社の格付けを掲載します。

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