[ブリュッセル 5日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が5日発表した10月のユーロ圏小売売上高は前月比1.8%減少、前年同月比では2.7%減少した。ロイターがまとめたエコノミスト予想(前月比1.7%減・前年比2.6%減)以上の落ち込みとなった。 消費需要の一段の後退を示唆するもので、リセッション(景気後退)入りの前兆である可能性がある。欧州委員会は2022年第4・四半期と23年第1・四半期のマイナス成長を予想している。 売上高が前月比で最も減少したのは非食品で2.1%減。前年比では3.9%減少した食品・飲料・たばこが最も大幅なマイナスだった。
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