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ロシア産原油に上限価格60ドル 日本政府も

政府は5日、主要7カ国(G7)の合意に基づき、ロシア産原油の取引価格の上限を1バレル60ドルとする措置を始めた。上限価格を超えた輸入を禁じ、海上輸送に関連する保険などのサービス提供をできなくした。

5日に閣議了解し、財務省などが外為法に基づく告示を改正した。2023年2月5日からロシア産の石油製品も対象に加える。ウクライナ侵攻を続けるロシアの石油収入を減少させる狙いだ。

各国とも、日本企業が参画するロシアの資源開発事業「サハリン2」から産出される原油は対象外としている。液化天然ガス(LNG)の生産に伴って産出されるもので、搬出できなくなるとLNGの生産も止まってしまうという。日本が各国に適用除外を求めていた。

 

出典:日本経済新聞

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