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南アフリカ経済、21年は4.9%成長 電力不足が影

【イスタンブール=木寺もも子】南アフリカ政府統計局は8日、2021年通期の国内総生産(GDP)が前年比4.9%増だったと発表した。7月の大規模暴動や新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大に見舞われた中、一定の回復をみせた。ただ、慢性的な電力不足やウクライナ危機の影響で、成長率の伸びは鈍化する恐れもある。

通年で鉱業が11.8%増、製造業6.6%増、商業6%増などだった。21年のGDPは世銀などの推計を上回ったものの、20年は6.4%減に落ち込んでおり、コロナ前の水準には回復していない。10~12月期成長率は前期比1.2%だった。

世銀は1月発表の予想で22年の南アの成長率を2.1%、23年を1.5%とした。南アではかねて電力供給に不安があり、経済低迷の一因になっている。ウクライナ危機は金、プラチナ価格の上昇が追い風になる半面、エネルギーや食料価格の高騰が貧困層にとっての重荷になるとみられる。

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