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メキシコ、12月のインフレ率7.82% 利上げ幅縮小も

【メキシコシティ=清水孝輔】メキシコの国立統計地理情報院(INEGI)が9日発表した2022年12月の消費者物価指数は、前年同月と比べて7.82%上昇した。インフレ率は直近のピークの8.7%を下回った。市場ではメキシコ銀行(中央銀行)が2月に開く金融政策決定会合で利上げ幅を縮小するという見方が出ている。

22年12月は食料品と飲み物、たばこの価格が前年同月と比べて14.14%上昇した。果物と野菜の価格は同7.22%上がった。農産物とエネルギー価格を除くコアインフレ率は8.35%だった。食料品の品目別では、ソースなどに使うトウガラシの一種が前月比で39.65%、トマトは同3.86%、それぞれ上昇した。

中銀は22年12月、政策金利を0.5%引き上げて10.5%にすると発表した。利上げ幅は4会合連続で続いた0.75%から小さくなった。米シティグループ系のバナメックスは5日に公表したリポートで、中銀が23年2月の次回会合で0.25%の利上げを決めるという市場関係者の予想を示した。中銀はインフレがピークを過ぎたという見方を示している。

メキシコ政府は6日、インフレ対策として一部の輸入品の関税を免除する一時的な措置を23年末まで延長すると発表した。同国政府は22年5月、23年5月までの期間限定で食料品の関税を免除する政策を発表していた。市民生活への影響が大きい食料品を中心に価格上昇を抑えたい考えだ。

出典:日本経済新聞


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