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ブラジルの製造業は6年間で企業数8.5%も減少

はじめに

ブラジルの地理統計院は7月21日、2019年までの6年間で国の製造業の企業数が8.5%減少したと発表しました。景気の低迷や政治の混乱で外資系企業が撤退、ブラジル国内の下請けメーカーなどが倒産をするパターンが多くなっています。2020年以降もソニーやアメリカフォードモーターなどの工場の閉鎖が相次いでいます。

企業数は大きく減少

ブラジルの製造業の企業数は2013年時点でおよそ32万8000社ほどありましたが、6年連続で減少が続いて、19年には30万社ほどとなっています。鉱業も含めて6年間で雇用者数は15.6%ほど減少をしています。

資源価格の減少も影響

ブラジルでは資源価格の下落をきっかけにして、2015年から16年にかけてのマイナス成長を記録、その後も低成長が続いています。21年1月には3つの工場を持つフォードがブラジルでの生産から撤退すると発表しました。ソニーも20年9月に1984年設立の北部マナウスの工場の閉鎖を決めています。政府は硬直化した労働の制度や複雑な税制の改革に取り込むも、製造業の縮小に歯止めがかかりません。

参考資料・出典
日本経済新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN21EFN0R20C21A7000000/

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